まーぼ、ブログ始めたってよ。

自分の趣味や旅先の記録などを日記帳形式で紹介していきます。拙い文章で誤字、脱字など見苦しいかも知れませんが気軽に覗いて下さいね。ブログ開設したての初心者なのでのんびりマイペースに更新出来ればと思っています。

壱岐島ちゃり旅 ( 後編 )

「ピーーー!」

( -_・)…ん、、?

「ホコリを確認しました。空気をキレイにしますね。」

(*´σー`)…ふふふ、、、。

どうやら『ゲストハウスLAMP壱岐』さんの朝は空気清浄機が部屋の空気をキレイにすることで1日がスタートするみたいです。
コロナ時代の必需品ですな。
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さて、前回は宿に到着した所で終わっていたので2日目、3日目の様子を記事にしていこうと思います。
よろしければ最後までお付き合いお願いしますm(__)m


今日の天気は1日雨模様なので自転車で長距離移動する事が難しそうです。

電動付き自転車の為、雨の日は乗らない事を条件で貸し出されているので、予定していたコースではなく近場を走るコースに変更。

その前に現金の持ち合わせが少ないので近くのゆうちょ銀行へ。
ATMが開くまで少し時間があるので漁港の景色を眺めて待っていると一台の普通車が駐車場へ停車。
するともう一台やって来た車が続けて停車しようとしている。
郵便局も数多く在るわけではないので島民の方も朝早くから来られるのかなσ(^-^)

…なんて思いながら見てると後から来た軽自動車の様子が少しおかしい…。

窓の外に顔を出して後方確認している。
その位置には自分の自転車が停めてあるので気にして見てると、ゆっくりバックしているが明らかに自転車に気付かず下がり続けていたので『おばちゃんストップ!!』と思わず声を出す。

既の所で自転車はセーフ……と言いたい所だが
『ゴリッ!』と鈍い音が聞こえたので外観をチェックする。目立ったキズは見られなかったのでセーフにしておこう!(笑)
( 返却の際は少しヒヤヒヤしました ) (^^;


朝から肝を冷やしたましたが気を取り直して旅を続けましょう。
今日はイルカショーが観れる場所を目指して軽めの観光です。

正午までに戻れば雨も降らないと雨雲レーダーで確認したけど念のためバッテリーは積まず人力のみで走行していく🚴‍♂️


平坦な道のりを進んでいると海岸沿いの道に出てきた。
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いい景色だ!
この場所は壱岐市勝本町東触。
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崖地に見えるのは県指定の天然記念物である
『勝本ハイビャクシン群落』

数多くの海浜植物が自生しているため学術上とても貴重な場所だそうです。
その分布の多くは朝鮮半島南部の数ヶ所と対馬に2ヶ所、壱岐島の離島数ヶ所、県外では福岡、佐賀に1ヶ所づつに生育するだけで全分布のほとんどは長崎県内にあることになります。
風当たりが強く他の植物が生じにくい崖地に一面広がって群落をなしていて、幹は地面を這い全長10m以上に達することもあるそうです。

そんな貴重な景観を眺めながら自転車を漕いでいるとゴツゴツした岩壁が見えてきた! ( 既に見えてたけど… )
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『コーゴ岬』と呼ぶらしい。

剥き出しの岩壁に雨や潮風で浸食し形成された自然の絶景に圧倒される。


そうこうしてる間に壱岐イルカパークに到着。
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パーク内の入館料は500円で一度購入したら1日出入りが自由なのでイルカ好きな人やファミリー層には便利なシステムになっています。

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内装もオシャレなインテリアが並べられてイルカ関連の品で統一されてます。

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外に出てみるとショーの準備が出来た様なので30分位のプログラムを観賞することに。

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やはりイルカは愛嬌があって癒される…(´-`*)


訓練されていることは折り込み済みでも、人を楽しませる事をまるで理解しているかのように行動するその仕草は観る者を虜にしますね。

さて…イルカと戯れたし心を満たしたので今度は胃袋を満たしたい!( 2回目 )


今日のお昼は宿の近くにある洋食レストランの
モカジャバカフェ』さんだ!
旅行前から楽しみにしていただけに期待値は自然と高まる。
お昼の時間帯はお店の外まで並んで待ちが発生する人気店だ!
注文品は既に決めてある。壱岐牛100%バーガーとフィッシュバーガーを胃袋に奉納する算段だ!

10分程待って先頭のお客さんが呼ばれる。
…しかし、ココで凡ミスに気付く!
名簿に名前を書き忘れる致命的ミスだ!(笑)

時間をロスしたが今日は予定もないし、街ぶらするくらいしかやる事がないのでおかまいなしだ。
時間は捨てるほどある!( 急に下品 )

自分の順番になって店内へ案内されると古い建築を活かしたワンフロアぶち抜きの広々とした内装がお出迎えしてくれる。
とても解放感があり、座敷とテーブル席で店内は賑わっている。

オーダーを聞かれ注文するとフィッシュバーガーは現在はやってないらしく他の品を頼もうかと思ったけど、店員さん曰く壱岐牛バーガー1品で十分食べ応えがあるそうだったので単品を注文。


しばらくして注文の品が運ばれて来た。
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見た目は『クタッ』とへこたれてる写真ですが味は言わずもがな、一口食べると牛肉の旨みがダイレクトに伝わってきて幸福感に浸る…( ´~`)モグモグ
供え付けのポテトもサクサク食感で安定の味。

後で気づいたけど炭酸系の飲料を頼むべきだったかな。
やっぱりハンバーガーとポテトにはガツンと刺激のあるコーラが欲しくなる!
ハンバーガー➡️ポテト➡️コーラ↩️のローテーションを成立させたかった… (^^;

モカジャバカフェさんとても美味しいハンバーガーご馳走さまでした🙏


雨が少し降り始めてきたので宿に隣接している共同スペースで無料カフェタイム☕
 
タイミングよく他の宿泊客と店主さんが席を外してくれたので店内を撮影させて頂く。

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ゲストハウスLAMP壱岐さんは1900年代初期の木造建築三階建ての旧旅館を改装して2018年にオープンした旅館です。
宿の一階はドミトリールームになっていて大人数の団体客から1人で気軽に泊まれる仕様になっているので、今回自分も宿泊させてもらった理由の一つです。

午後から天気が持ち直すことはなかったのでこの日は街を散策せず、宿でのんびり過ごして最終日の行動を見直しして就寝。。。

因みに晩ご飯もモカジャバカフェさんに行きました(^^;
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3日目はようやく青空が見える天気になってくれました\(^-^)/ヤッホイ!
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今日は昨日行動出来なかった分スケジュールを詰め込んでるので、やや駆け足気味で観光していこうと思います。

まずは今回の目的の一つでもある『辰の島』に遊覧船で観光します。

辰の島は壱岐島の最北端にある離島でエメラルドグリーンの海が広がる無人島です。
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『エメラルド壱岐号』🛥️

龍のマークがgood!イカすぜ船長👍✨

Gotoトラベルキャンペーンの加盟店なので通常は遊覧船での料金は1500円ですが1000円分の地域クーポンがあるので有り難く使わせてもらう💰

乗船していざ辰の島へ出発!


音声ガイド付きなので移動中に辰の島の情報を聞いていると到着までの10分( 15分だったかな… )があっという間に感じます。


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写真は辰の島海水浴場、夏場はここで遊んだら最高に気持ち良いだろうなぁ~。

船は辰の島の沿岸部を遊覧していくと徐々に海の色が緑色に変わっていきます。
すると見えてきたのは…



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エメラルドグリーンが眩しい!
時間帯が早いのでもう少し太陽が昇ればグリーンが際立ってキラキラするんだろうな~


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観光客の後頭部を大量に撮る観光客(笑)

写真に写っているのは『海の宮殿』と呼ばれている場所で大小の空洞が幾つもあって岩が支柱の様に見える事からきているそうです。
何千何万年の歳月をかけて生まれた絶景ですね。


この日は波が荒れていたので内海を巡るルートのみでしたが、本来なら『マンモス岩』や『蛇ケ谷』と呼ばれるスポット等を見れるので機会があればまた訪れたい場所です。


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島探索組と遊覧のみ乗客はここで別れて本島に戻ります。
バイバイ辰の島…またいつか🙋


島に戻って時刻は9時30分。
次の目的地に向かいましょう。

国道382号線を南に進んで古墳ロード( 勝手に命名 )を突き進みます。

アップダウンの山道を30分程進むと最初に現れたのは…

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『 掛木古墳 』
なんか丸っとしてて可愛い…(’-’*)
いや、これはKawaii ( カワイイ )だ!
世界共通言語が相応しい(笑)

※2枚目の写真は古墳内部のモノです。


続いて2つ目の古墳を目指します。
10分程進むと現れたのは…

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県内最大の前方後円墳『 双六古墳 』
なんか丸っとしてて可愛い…(’-’*)♪
…古墳を見てもこれくらいしか思う事がない!(笑)

どんどん行きましょう!🚴‍♂️

県道174号線を東に進んで10分程度続いての古墳は…

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『 鬼の窟 』( オニのいわや )と読みます。

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古墳自体は非常にコンパクトなもので中には入れず一見しただけでは古墳なのかどうか分かりずらかったです。

以上、壱岐古墳群レポートでした🙌

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もう十分過ぎるほどよか旅になってますよ👍✨

県道174号線を更に東に進むと172号線へ進路を移し道なりに進んで行きます。次に現れたのは…

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『 月読神社 』

壱岐島は数多くの神社が在ることはブログの前編でも書いてますが、ここ月読神社は神道発祥の地としても有名で京都にある月読神社の元宮とされているそうです。
せっかく壱岐島に来たので一つくらい神社を参拝したかったのでルート的にこの場所へ。
( なかなか急な階段で体力を削られました…(^^;


神社を参拝して心を清めたので自転車旅を続けます。

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のどかな景色を横目に進んで行く。
地元に居る錯覚を味わう…( 山口県 )

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トンネルを続けざまに進み次の目的地へ。

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『小島神社』へ到着。
この日はタイミング良く干潮時刻だったので参道が姿を現してくれてました。
さっき御利益を得たばかりだけど、せっかくなので再び御利益を得よう!(笑)

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……!?

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ひょっこりはん

自分が必死に写真撮ってたので鳥居の影に隠れてくれていたお茶目なお母さん。
気を使ってくれてありがとうございますm(__)m

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小島神社の周囲をくるっと回ると鳥居の反対側に再び鳥居。
※ 砂利道で足場が悪いので歩きやすい靴がオススメです。
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指が写り込む(笑)

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階段を上ると…

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本殿到着。
軽めに参拝して撤退(笑)

時刻は11時30分を過ぎた辺り。
お腹もそれほど空いてないのでこのまま観光を続けて行きましょう。

次の目的地は『 左京鼻 』と呼ばれる観光スポットです。

およそ3.8㎞の道のりを東へ進んで行きます。

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道中にある青島大橋。

橋の曲線美がキレイだ。橋造りに携わった職人さん達の高度な技術に感銘を受けます。
自然物も良いけど人の手によって築かれた古墳や神社の社、時代は違っても後世へ脈々と受け継がれた技術は進化を遂げて今日まで多くの人の目に触れてきました。
その歴史の一端に触れることが出来るのはもしかしたらとても幸せな事なのかも知れませんね。

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ぐんぐん自転車を漕いで勧めていくと見晴らしのいい道路が現れた。
潮風が気持ちいい!左京鼻は近いぞ!

そしてパーキングエリアで自転車を置いて海の方へ足を運ぶと…


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『 左京鼻 』に到着。
左京鼻がどうとかよりもこの辺り一帯に心地よい風が吹いて最高の解放感だ!

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ここにも鳥居…
さすがに鳥居はもういいかな・と思ったけど朱色の鳥居は海と空の青に映えて絵になります(^^) 

景色を堪能してると何処からともなく奇妙奇天烈な音が聞こえてくる。
『ビヨ、ビヨ~ン、
ビヨヨ~~ン、ビヨーンビヨヨ~ン』

な・なんだ!このふざけた音は!?

ペナル○ィのワッ○ーが持ちネタやってスベっているのか!?(笑)
( ※ 分かる人だけご理解下さいm(__)m )

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辺りを見渡すと人だかりか出来ている。
どうやら地元の方が凧を揚げてる様だ。

毎年ゴールデンウィークの時期になるとこの左京鼻で『鬼凧』と呼ばれる壱岐島の伝統工芸品を揚げているらしい。
今回は時期ではないけどたまたまその場面に遭遇できて運が良かったです。
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凧は竹と和紙で作られていて鬼と武者の格闘の様子を描いています。
頭部に竹の弓にひもが張ってあり、凧を揚げると風を受けて特徴的な音を発する仕組みです。
家内安全・無病息災、魔除けのお守りとしてお土産品の定番だとか。

現在も若い職人さんが技術を受け継ぎ、芦辺町の工房で一つ一つ手作業で伝統工芸品を作り続けているそうです。


そして旅の最後の観光地へ。

『 原の辻一支国王都復元公園 』

弥生時代の暮らしを再現した広々とした公園です。

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サザエさんのエンディングテーマで出てくる家みたい。
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猫目線はこんな感じかな。
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写真撮りまくって写り込むブログの主。

一通り見ていくと当時の暮らしや営みが理解できますが、より詳しく知りたい方は音声ガイダンスを利用するといいと思います。

さて、自分が行きたかった場所は観光できたので郷ノ浦へ戻りましょう。

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そして郷ノ浦に無事到着。
島一週を記念して写真をパシャリ🤳

自動車だと楽に回れて行きたかった場所ももっと楽しめたかも知れないけど、自転車を使って観光地を巡ることで島を一周する達成感は一入でした。
また機会があれば自転車旅もいいなと思えたし、小さな発見もあって得るものは多かったと思います。

このあとは昼食を済ませて余った時間でゆっくり郷ノ浦を散策して今回の旅は終了です。

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少し長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。

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壱岐島ちゃり旅 ( 前編 )

お久しぶりです、まーぼです(^^)

長いことご無沙汰でしたがブログを更新していこうと思うので読んで頂けると嬉しいです。

さて、今回は先日『壱岐対馬』の壱岐島へ旅行に行った記事を書いていきます。

記事を書く前に壱岐島についてどういった島なのかざっくり紹介しましょう。

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壱岐島は九州の玄界灘に浮かぶ長崎県の離島で人口は約2万8000人、南北17㎞東西14㎞の島で面積は138.6K㎡になります。

福岡からフェリーで2時間、長崎から飛行機で30分で到着します。「郷ノ浦」、「勝本」、「芦辺」、「石田」の4つの町と5つの港があり、周囲には有人、無人の離島が23存在します。有名なところでウニ等の海産物、壱岐牛、鶏のひきおとし鍋、といったグルメをはじめ自然豊かな絶景の宝庫とも呼ばれているそうです。


Gotoトラベルキャンペーンで旅行客が徐々に増えていたので行くか迷ったけど、このタイミングを逃すと年末は機会を失いそうだったので不安はあるものの感染対策を万全にして行く事にしました😷


今回は福岡からフェリーで壱岐島へ⛴️
高速ジェットで行く手段もありますが予約がちょっと面倒だし、急ぐ旅でもないので通常のフェリーを選択。

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『フェリーきずな』

到着までしばらく時間がかかるので甲板後方で景色を楽しむ…。

ゴゴゴゴゴゴ…(船のエンジン音)


ヒュゴーーーーバタバタバタ…(風と波の音)


最初は陽射しもあってポカポカ気持ち良かったけど、流石に11月の甲板は寒い(笑)

たまらず船内へ戻るが座るスペースは既に無く再び甲板へ出る(泣笑)

船のサイド側なら風は凌げるので体育座りで身を縮こまらせて到着までやり過ごす事に…。

船は巡航速度に到達しており安定はしているものの揺れがかなり大きく、船内を歩いている間に船酔いを起こしていた(凹)

船旅の熟練者たちは通路にゴザを敷いて雑魚寝をしている!(ゴザは船内で無料貸し出しされているので、船酔いしない為の最善手なんだと直感しました。)

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そうこうしてる間に船は壱岐島郷ノ浦港へ到着。


長崎に来るのは2年ぶりなのですが、離島なので長崎に来た!・という感じは全くない(笑)

壱岐島初上陸の記念写真『パシャリ!』🚲

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本当はレンタカーを借りて島を悠々と回る予定だったのですが、任意の日数借りることが出来なかったので『ちゃり旅』にすることにしました。


自転車で旅をするのも悪くはないな・と思っていたし、自転車ならではの旅の楽しみ方もあるので存分に楽しもう!
 
レンタル自転車を2泊3日で借りて、現在地である郷ノ浦から時計回りで島を一周する旅です。

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今日の予定はこんな感じです。

①鬼の足跡

②猿岩

③湯ノ本温泉

④宿屋『ゲストハウスLAMP』チェックイン

間に昼ご飯の時間を考慮してこんな感じで行けたらいいなぁ~と思います!

現在の時刻は13時ちょっと前、それでは最初の目的地『鬼の足跡』を目指してライドスタート~🏁(^^ゞ

自転車に乗る事が久しぶりなので漕ぐのが楽しい!

それに電動アシスト付きだからスイスイ進むし、平地やちょっとした登り坂なら体力を温存できる。

テンポ良く進んで行くと牧神社へ。

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壱岐島は数多くの神社があるそうですが、神社庁登録神社数が150もあるそうです。
ギネスブックの登録申請もしたことがあるとか…

更に進む事5分…。

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壱岐対馬国定公園 牧崎園地という場所に到着。



その柵を越えていくと…


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辺り一面に続く野原に水平線の遥か先まで続く海!

最高の景色だ!👀📷✨

そして最初のチェックポイント『鬼の足跡』。

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鬼の足跡とはよく言ったもので、入り江に波が流れることで大きな足跡を形作りその様子が分かるようになっている ( …はず多分。)


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その他にもカエル石 (1枚目) や微笑むゴリラ (2枚目) など
やや強引ではあるものの見る人によってはそう見えなくはない自然の作り成す芸術を堪能できます。
(ちょいディスり)

歩いてたらお腹空いてきたのでそろそろご飯にしよう😋

来た道を引き返し、進んでいると少しだけ気になっていた『アコウの木』というスポットがあったので立ち寄る事に。
急な下り坂を降りていくと小さな波止場に行き着く。

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県指定の天然記念物でもあり、南方系のクワ科の樹木で、壱岐渡良のアコウは日本最北端に位置するみたいです。


大きな幹を見ると強い生命力を感じますね~

小鳥のさえずりに癒され、波も穏やかでとても落ちつく場所だ…🐦


癒しスポットで心を満たしたので今度は胃袋を満たしたい!(笑)

近くのお店を検索すると定食屋とうどん屋が近くにあったので、気分的にうどんが食べたかったのでうどん屋へGo!🚴‍♂️

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手打ちうどんの『いきうどん』さん。

注文したのは、かき揚げうどん500円!

うどんとかき揚げが別々に出てくるパターンの奴。
うどんは細めんの手延べうどんだ!
噛み応えがありコシ効いていて、更にスープをしっかり吸った味わいのある麺だ!

スープもさっぱりし過ぎず絶妙の味で、弱った体の隅々まで体内を駆け巡る!

そしてかき揚げも大きめのサイズで少しずつ箸で割りながらスープに浸けて味わう。
噛むとかき揚げに含まれているワカメが触感に新たなアクセントを生み未体験のゾーンへと誘う。

こんな小さな街の素朴なお店で食の新境地を開拓することになるとは、自分の食世界の狭さが浮彫りになったと同時にうどんの奥深さと感謝の念が「ごちそうさまでした」の一言にすべて集約されていました。

『いきうどん』さん本当に美味しかったです!🙏
(写真撮り忘れました)

さて、お腹も満たされたので次の目的地へ移動していきましょう。
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のどかな景色が続いていく。

が…かなり体力を消耗するくらいのキツイ勾配だ!

電動アシストが付いていてもなかなか漕いでも前に進んでくれない(汗)
ここまでトータルで20㎞以上は漕いでるが公道を走っているので車にも注意を払って走行しなければならない。
交通量は多くはないが、車が横を通ると少し肝を冷やす。
電動自転車も常に電源を入れているとバッテリーを消費するので入/切を上手く使ってコスパを維持する!

そんな道を登っているとようやく…

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着いた!

遠目から見ても猿岩の大きさが分かる!

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これを見るために登って来た価値は充分ある!

本音を言えば朝焼けや夕焼けで見るともっと雰囲気のある景観になるんだろうなぁ~


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オマケ、猿岩の裏側です(笑)
この裏側は歩いて入ることができて何気に絶景が広がっているのでオススメです。

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その他にも『黒崎砲台跡』や『謎の空洞』をさらっと観光して今日の撮れ高は🆗(笑)!


時刻は16時過ぎて日没まで時間がないので温泉街まで自転車を漕いでいきます!



基本的に帰り道は下りなのでサクサク進んであっという間に勝本町の温泉地『湯ノ本温泉街』へ到着。

数多くの温泉地が集まっているこの場所は何処からともなく温泉の匂いが立ち込めている ( …はず記憶が曖昧 )

さっそくお目当ての日帰り温泉宿屋へ。

受付で温泉の入浴料を支払いしようとすると、返ってきた答えに愕然とする。


「大変申し訳ないのですが時間外で本日の営業は終了しました」

ガーン!!!😱終~了~😱

そこまで調べてなかった自分が悪いけど、受付終了時間早くないですか…?😨

と・ここで時間を潰しても仕方ないので先に進みます。

今日の最終目的地の宿まで7㎞あるので出来れば日没までに到着したい!

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美しい景色だ…芸術的な夕日に遭遇できて自転車漕いで良かったと改めて思う。

坂道にも大分慣れてきたし、残りのバッテリーも気にしなくていいので電動アシストをフルパワーにして登り進めて行く!

スタミナが十分残っているスタート時と違って体力も残り僅かだが、何とか峠を越えて下り坂を降りていくと街明かりが見えてきた!

この瞬間はやはり気持ちがいい!

雰囲気ある街並みがどこか懐かしくも感じる。

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そして今回の旅の拠点に無事到着。

ゲストハウスLAMPでチェックインを済ませて近くの銭湯へ行き、夕食を食べてこの日は泥の様に就寝💤

こうして1日目を無事に終えました。

後編へ続く ~next−day~

ここまで読んで頂きありがとうございました!

母の日

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どーも、お久しぶりです。
まーぼですm(__)m

今日は母の日ということで記事を更新しようと思います。…完全に思いつきです(笑)

ラジオやTwitterを見聞きしてると、新型コロナウイルスの影響で帰省出来ない人達がいる中、ならば手紙で日頃の感謝を伝えよう!という人が増えているみたいですね。

直接会ってプレゼントをあげたり、食事や旅行に連れて行ってあげるのも良いですが、手紙で普段言えない事を伝える・というのも素晴らしいと思います。

自分の母親は数年前に他界していますが、
実家で同居生活をしてきたので母親がいる生活が当たり前と思っていたため、手紙で感謝を伝える事も親孝行もこれといってしてあげられなかったのは心残りではあります。

5人兄弟の末っ子でもある自分は母親の愛情を受けて育ったのを子供ながら感じていました。

喘息で身体の弱かった子供の頃、寝れずに苦しんでた時に一晩中背中を擦ってくれたり、高熱が出れば冷えたタオルを何度も交換して頭にのせてくれたりと、親なら当たり前の事かも知れないけど嫌な顔一つ見せることなく、心配しながらも微笑んで看病してくれた顔が思い出せます。

優しく微笑んだり、抱きしめてくれたり、傍にいてくれる事自体が子供に与える安心感はどんな薬にも優る常備薬なのかも知れないですね。

母親は決して器用な人間ではなかったけど、それでも人と人との繋がりを大切にする人で、母親が作ってくれた人間関係は今でも自分にとって大切な繋がりです。

恥ずかしくてなかなか親には感謝の気持ちを伝えられない人もいるかも知れないけど、この機に手紙もしくは電話で伝えてみるのも良いかも知れませんね!

ちょっと独り言のブログでしたm(__)m

Salyu-LIVE in the DARK-

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さて、今回は自分の趣味の一つでもある音楽の記事をブログにまとめていこうと思います!

先日、福岡市科学館のドームシアターで行われたSalyu(サリュ)の『LIVE in the DARK』という公演を鑑賞してきました。

ドームシアターで行われるLIVEとあって一般的な公演とは少し鑑賞方法が異なり、シアター内の頭上にあるプラネタリウムを見ながらSalyuの歌声を楽しむ・というのがコンセプトとしてあります。
Salyu自身もシアターLIVEというのは初めての経験らしく公演をとても楽しみにしている様子でした。


コンサートの模様を書く前にSalyuってどんな人?と思っている方もいるはずなので、自分の知ってる範囲で紹介していこうと思います。


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自分が初めて彼女の事を知ったのはMr.childreのボーカル桜井和寿とプロデューサーの小林武史の二人が2004年に立ち上げたバンド『Bank Band』でゲストボーカルとして参加した“ ある曲 „を聴いたのがキッカケでした。

ご存知の方もいるかも知れませんが、Bank Bandは新旧数多くのカバー曲とMr.childrenのセルフカバー曲を中心に演奏をしています。
      
カバー曲以外にもバンドのオリジナルナンバーがいくつかあります。その中の一つに『toU』というバンド初のオリジナル曲でありBank Bandのマスターピースといえる楽曲です!

この曲を某ニュース番組の生中継で聴いたとき彼女の歌声が心に染み渡るのを感じ、もっと違う曲も聴いてみたくなりました。


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2010年の『MAIDEN VOYAGE』全国ツアーで初めて生歌を聴き、2015年の『Android & humanBeing』ツアーが行われたときには公演後にCD購入者全員にサインが貰えるグッドサプライズがあり、更に握手会まで!

並んで待つこと一時間…

いよいよ自分の番に回って来たとき、テンパって『きょ・今日の衣装可愛かったですッ!※』と
キモいコメントしたのにも関わらず握手を求めて自分が手を差し伸べると満面の笑みで
『ありがとう、、』と両手で優しく包み込んでくれたのが良き思い出です。
(ーωー)

※❶ホントは『衣装とても似合ってました』って言おうと思ったのかな(^_^;)

そしてあれから5年の月日を経て三度Salyuと会える機会が訪れる訳ですが、およそ一時間の天体旅行が幕を開けます。

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ドームシアターの座席は全部で220席。
全てリクライニングシートでリラックスした状態でモニターの天体を眺めます。
照明が落とされて1曲目の『飽和』が流れはじめると、投影されている夕日が少しづつグラデーションを帯びて色濃くなっていきます。

今回のバンドはボーカルのSalyu以外はギターとベースのアコースティック編成。
いつも聴くサウンドとはひと味違った奥深さを楽しめて、曲はあえてシンプルに演奏することで歌声と映像に没入する事が出来ます。

『飽和』でSalyuの造り出す世界観に引き込まれて次に流れてきた曲は…『光の束』、、、なのですが、この時点で自分にとっては新曲です(笑)
2004年に発表されている曲らしく全ての曲を把握している訳ではないので、これはこれで新鮮な気持ちで聴くことができました。

3曲目は『再生』、スクリーンには夕日から満天の星空へ場面が移り変わって行きます。
天体や星座にに詳しい人なら味わい深い映像に映ると思うのですが、全く分かんないのでボンヤリ眺めるだけでした(笑)

それでも歌声に癒されつつ名曲『コルテオ~行列~』へ続いて行きます。
映像には満天の星空にオーロラが現れ更に幻想的な世界へ引き込まれます。

公演中は拍手やトークといった いわゆるインターバル無しの状態で進んで行くため この辺りで一旦シートを戻したくなったのですが、逆にこの状態が過酷なことに この時 気が付きます(笑)

何故なら隣の座席が近いためシートを元の状態に戻せば周りの客席に迷惑がかかるし、せっかく雰囲気を造り出してくれているスタッフにも申し訳ない。なので現状維持で咳払いを我慢する事に…。 

恐らく自分と同じように咳払いを我慢する人が数人いたみたいで、途中に我慢しきれずむせる人もチラホラ(苦笑)

咳払いゾーンをなんとかやり過ごして5曲目『VALON−1』へ突入。
伸びやかな歌声に魅了されているとスクリーンの場面は満天の星空から月夜が浮かぶ深海へ移り変わります。
自分が本当に海の中から月夜を眺めているような錯覚すら覚えるほど、リアルな投影技術に驚きながらも日々進歩しているんだな・と感心しました。

物語は再び夜空へ。

6曲目『体温』、、、新曲。

…ではなく、この曲も過去の作品2005年に発表されたものでめちゃくちゃいい曲だったのでLIVE後には直ぐに検索かけて調べましたよ(笑)
(本当にファンかよ!!)

7曲目『landmark』……。

知ってるよ!

うん。

知ってる。

てゆーか、知ってる知ってないの問題ではないからね。多くの曲を知ってたらファンとかファンじゃないとかの話じゃないし、そもそも一曲でも大好きな歌があればそれはもう、れっきとしたファンだからね!

はい。急にファン論争みたいな展開に発展して申し訳ないm(__)m(取り乱しました)

続いて8曲目『messenger』
大好きなアルバム『MAIDEN VOYAGE 』の収録曲。

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タイトル通り“ 何か „が“ 誰か „にとってのメッセンジャーであることを歌っている曲です。
人によって歌詞の受け取り方は様々だと思いますが、一つ一つの言葉が深い意味を持っている様な考えさせられる楽曲です。

個人的にドームシアターの演出上 最も重要な曲に思えました。
曲の終盤には天体が揺れ動いて彗星が散らばって飛び交っている様子がとても印象的でした。

そして最後の曲は最初にも紹介した『toU』

満を持してSalyuが丁寧に歌い上げていきます。
この曲がラストであることを証明するように空の星が少しずつ数を減らし、月明かりから朝焼けのシルエットへ場面転換されて行く様子が見事に演出されていました。

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※写真はイメージですm(__)m

全ての曲を歌い終えた瞬間、再びドームシアターに明かりが灯り静寂の世界から万雷の拍手で現実の世界へと戻され、幻想的なステージは無事終演を迎えます。

最高ステージだったのですが、最後に一言だけ言わせて頂くなら自分の座席は投影機の真後ろだったのでステージ上が全く観れませんでした。

Salyuを一目だけでも見たかったな…oh( ̄▽ ̄;)

5年振りの再会なのに対面出来ず…。
次回はやはりステージ上で歌う彼女を観てみたいものです。

以上LIVEレポートでした。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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屋久島のんびり癒し旅(其の伍)

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…モグモグ…モグモグ( ´~`)

 あ、、失礼しました💦
今日は最終日ということで、宿の前にある『cafe & bar gecko』さんで朝食を頂いてました。
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 店内には落ち着いた装飾と心なごむBGMが流れています♪
普段は朝食とらないタイプですが、旅先くらいは食べたくなりますよね。
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 さて、今日の天気は雨。
屋久島の魅力を十分楽しんだので、飛行機に乗って帰ろうと思います。

……しかし雨の勢いが凄いな…(ヽ´ω`)
 前日から大雨予報が出てたから不安ではあったけど、帰れる…よね?

 飛行機は午後便だからそれまでには雨脚も落ちつくだろう。
今日のスケジュールとしては天気が良ければもう少し回ってみたい所もあったけど、あいにくの空模様なので空港でのんびりしようと思います。


 2日間お世話になった『宮之浦荘』さんに挨拶をすませて、お土産を買って空港へ。すると空港では既に大阪往きの便の欠航が決まって払い戻しををする人や、次の日に変更する人で混雑していました。
自分の乗る予定の飛行機も天候次第では飛ばないとのこと。
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 竜巻注意予報…そりゃ無理だよね。
結局、この日は欠航が決まったので翌日仕事ではあるものの会社に状況説明をしてもう1日お休みを頂く事に…。船で鹿児島経由して新幹線で帰る手段も
あったけど、航空券の払い戻しが効かない為断念(社会人として考えが甘かった💦)

 手続きや待ちの時間で気付けば時刻は14時過ぎ。さて、どうしたものかと空港のバス停へ。
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14時29分発の宮之浦港往きがあるのでこれに乗ってとりあえず宿に戻ろう…。
屋久杉自然館』でも行こうか迷ったけどバスの待ち時間を考えるとゆっくり見れないので次回来たときのお楽しみに取っておこう!

 バスに乗って『Aコープ前』というバス停があるのでここで降りて今日の昼飯&夜飯&お酒&つまみ&おやつを買い込みます(宿から一切出る気ナシ(笑))
Aコープ前を過ぎると白谷雲水峡方面へ迂回して宮之浦へ戻ってくるので買い出ししたい人はここでお降りになると便利です。
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 宮之浦荘へ戻りご主人に事情を説明してもう一泊させてもらうことに。…オフシーズンはどの宿も宿泊客は少ないらしく、営業自体をしていない所もあるみたいで宿泊してもらえるのはありがたいとの事(3日宿泊して利用客は自分だけでした)

 遅めの昼食を済ませて雨も小降りになってきたので、町を散策することに。『町ぶら』してなかったからゆっくりぶらつけるのは嬉しい(^-^)
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屋久島町立』ってなんか、すごい和む(’-’*)
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いい人

いい街

いい道路

屋久
この看板、なんか好き👍✨
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……謎のオブジェ(笑)
シーズン的にトナカイかな?(笑)
この雑貨&cafeの店で『肉まん』と『おしるこ』を頂く、午後のおやつタイム。
早い、安い、旨い!三拍子揃ってる!
おそらく、ここは学生の溜り場だろうな、、、




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 翌朝、日の出が見たかったので早めに起きて宿の直ぐ側にある海岸通りのテトラポッドで待機。 
寒いけど日の出待ちのこの時間はゴールデンタイムなのでむしろ心地よい気持ちだ。
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うん。やっぱりいい!
朝日が水平線から出てくる感じは一生飽きる事がない現象ですな!(正確には水平線ではない(笑))
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天気が良いので『益救神社』で健康と安全祈願🙏
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境内にあった変わった木。
デイダラボッチに変貌するシシ神様…に見えた。
(自分だけかな(笑))
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 最後に行きたい場所があるので、早めに宿を出ることに。
次回、屋久島に来たらまた泊まりに来ます。
ホントにお世話になりました!
因みにこの日の宿泊費は4000円。
仲介料が発生しないので繁盛期でない場合は直接宿に聞くのもアリかな…。
空港のバス停で下車して、安房方面へ歩きます。
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 見晴らしの良い道路。
一台のミニパトが30㌔位のスピード通り過ぎる…🚔

 自分が目指してる場所は『クリスタル岬』というあまり知られていない観光名所らしく、晴れた日には最高の景色が拝めるとか。

場所が曖昧なのでGoogleマップで探しつつ進んで行きます。途中マップ見をながらでも2回位道を間違えて歩いていくと足場の悪い砂利道が現れます。
そこを越えると…。

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おお!と思わず声がこぼれる。
ここからは写真撮影会だ!👀📷✨
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 写真を一通り撮り終えて岩場に寝転がってぼーっとしてると、何処からともなく心地のよいメロディーが聴こえてくる。~~♪
最初に『クリスタル岬』に着いた時にも歌声は聴こえていたけどスピーカーで流れているのかなぁ・と思ったが、どうやら肉声のようだ。

そういえば此処に来るとき車が一台停まっていた。
おそらく天気のいい日に歌の練習をしているのだろう。
そう、この曲は確か…『アメイジンググレイス
旅の終着点でこの景色に天使の歌声、ちょっと贅沢過ぎでは…

名前の知らない誰かが歌っている曲が自分の心を浄化してくれている様で、最終日に思いがけないプレゼントを貰った気分でした。

そんな幸せな気持ちで今回の屋久島3泊4日の旅は無事に終わる事ができました。


さて、次はあの『日本の古都』へ一人旅に出掛けてみようかな。
ここまで読んで頂きありがとうございました。

屋久島のんびり癒し旅(其の肆)

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ドライカレー旨かったな~……(´ρ`)
五穀米ってカレーとの相性いいんだね。

はい。という訳でブログをどんどん更新していきましょう!
昼食を済ませて時刻は14時前『西部林道』を目指して車を転がして行きます。
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 途中、『永田いなか浜』というアカウミガメの貴重な産卵が見られる有名スポットに寄りました。 
 日本一のウミガメ産卵地としても知られているらしく、いなか浜の湿地と温暖な気候がウミガメ達にとって繁殖しやすい環境なのでしょうね。機会があれば人生で一度は見てみたいものです。

 更に車で20分程走っていると、徐々に道幅が狭くなっていき対向車が来たらお互い譲り合って走行しないと進めない道路に出ます。そこが『西部林道』です。
 ここには沖縄などでも見られるガジュマルの木や照葉樹林(冬場でも落葉しない樹)で構成されている為、年間を通してキレイな緑の景色を楽しむ事ができるそうです。道路は時速20㌔以上のスピードで走行は禁止されているためゆっくり走っていきます🐌…)))
(実際は30㌔は出てたかな…💦)
 そんな世界的にみても珍しい景色を進んでいると、次第に林道の緑が深くなっていき日の光が遮断される程に…ヘッドライトを付けて走行しないと対向車に気付いてもらえないので、早めの点灯をオススメします。

…でもこの景色何処かで見たような気がするぞ。
👀!!…そうだ!

 この『緑のトンネル』はスタジオジブリの『千と千尋の神隠し』で登場した場所に似てるんだ。
物語の冒頭、主人公の千尋が不思議な朱色のトンネルを通る前に両親に連れられて車で通った『けもの道』。
実際はそこまで荒れ道ではないけど、もしかしたら宮崎 監督もこの道をヒントにして作品のイメージを得たのかも知れませんね。
 
 ゆっくり走っているとガサガサといった物音や鳥の鳴き声があちらこちらから聴こえてきます。
ふと、広い道路に出るとヤクザルの群れが道路の真ん中で木の実をすりつぶしてモグモグ食べたり、毛繕いをしたりしています。そこにヤクシカも加わり何をする訳でもなく草むらを物色している様子。
 ヤクザルは動物園の猿に比べると餌付けされてない分体が一回り小さいく、親猿でも小さく感じました。(動画撮影をしてたので写真はありません🙏)
 
ほっこりとした時間を過ごしたので次の目的地『大川の滝』を目指しましょう。

車で走ることおよそ10分程で『大川の滝』へ着きます。
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ドドォーーーーーっと落差88㍍の滝壺へ勢いよく流れ、水しぶきが飛んできます。
 こんなに間近で滝を見る事はなかったので感動も一際強く、何にも考えずにひたすらその様子を眺めていました…(・(ェ)・)



 短時間に感動体験をしすぎて感覚が麻痺したせいか、目的の場所を時間内に回る事とかどうでもよくなってここで暫く休憩を取ることに。
 岩場で寝転がって目を閉じると自然と一体になった様な心地よい気持ちに…

 この感覚こそおそらく今回旅に来た本当の意味なんだろうなぁ・とぼんやり想いを巡らせていました。
 たっぷりマイナスイオンを全身に浴びて英気を養ったので移動を続けます。
 
次に向かったのは『平内海中温泉』。
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 この温泉は干潮時のおよそ2時間程しか入浴するチャンスがないらしく、自分が訪れた時間には温泉が丁度見えていたのでタイミングが良かったです。
 2枚目の写真の中央部分(見えにくく申し訳ない🙏)おそらくここが入浴スペースだと思います。浴槽自体は4つあるので、もし入りたいのなら事前に干潮時刻を調べて置くことをオススメします。

 この時点で時刻は16時頃、『千尋の滝』も見る予定でしたが、日没の時間を考慮して断念。
なのでこの日の最終目的地『紀元杉』を目指します。ここからおよそ1時間かけて移動して日没ギリギリ間に合うかどうか…天気も次第に雨足が強くなってきたので着いてもまともに見る事は出来ないかもしれません。
しかし、考えても仕方ないので天気の回復を期待しつつ移動🚗
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ここで少し遅いですが、屋久島の全体マップを載せておきます。
 平内から安房までは平坦な道のりですが、安房から紀元杉まではかなり蛇行した道になります。
それに道路の改修工事が至るところで行われている為走行には十分注意が必要です。
街灯も殆どないので日没前の運転はオススメ出来ません!
道中すれ違った車はたったの2台。
今思えば、あの2台の車は『ヤクスギランド』の従業員の方だったのかな…。

そんな蛇行した道のりをひたすら登っていると霧が立ち込めて異様な雰囲気に飲み込まれそうになります。
……ぼっち旅だから少し不安😇

時刻は17時、ようやく目的の場所に到着。
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………( ´-`)
いや、暗いわ!!ってツッコミが聞こえて来そうですが、肉眼ではっきりその姿を捉えていましたよ(笑)
流石に日の光がないと撮影は難しいですね(笑)
 標高1200㍍の僻地にどっしりと構えるその姿は、万物の霊長である人間を圧倒する『何か』を感じとる事ができました。
推定樹齢3000年という歴史がこの大樹には刻まれいると思えば人間の歴史なんてまだまだ浅いものなのかも知れないですね。

 紀元杉の側には階段と回廊が整備されているので360°いろんな角度で楽しむ事ができます。

因みに帰りは更に霧が深くなっていたので時速20~30㌔の超安全運転で帰りました
(すんごい怖かった(笑))
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 夕食は安房の『かたぎりさん』で食事を済ませて
大浴場の『まんてん』さんで1日の疲れをとったそうな、めでたしめでたし(日本昔ばなし風)

この続きは『其の伍』でまた書いていこうと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございました。

屋久島のんびり癒し旅(其の参)

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前回『苔むす森』の入り口で終わっていたので、その続きから書いていこうと思います。

現在の時刻は9時20分、ゆっくり景観を楽しみながらもいいペースできています。天候も小雨がパラパラ降ってきてはいるものの、森が屋根の代わりになってほとんど気にならないくらい、むしろ『ミストシャワー』の様で気持ちいい…(*´σー`)エヘヘ

…ん?ところで『其の弐』を読んで頂いた方は水分補給はどうしたの?と思っているかも知れないですね。
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安心してください。飲んでますよ!
何ヵ所か水を飲める場所はあったので美味しく頂きました。
しかし屋久島の山は年間での雨量が日本一を誇り、山間部の花崗岩は保水率が悪いらしく、降った雨がそのまま流れます。その為、沢の増水が常に考えられるので飲料水は十分に準備しておいた方が良いでしょうね。(当たり前(笑))

さて、前置きはこれくらいにして『太鼓岩』を目指して進んで行きましょう。
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くっ…行く手を拒むが如く現れる自然の脅威、手強いぜ(大げさ(笑))
山奥に足を進めて行くにつれて足場が悪くなっていき、次第に苔が濃くなってきてる様な気がします。
そんな場所を数分程歩いていると……ん?
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……!? 
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最初は何かの見間違いかと思ったけど、確かに自分の眼はその姿を捉えていました。そうです!
『こだま』です!
あの映画『もののけ姫』のこだまが自分の前に現れたとき、そこはもう『苔むす森』の中だったんです。
映画で見たこだまとは容姿は違えど知らず知らずの間にこの地へ誘ってくれていたのでしょう。
ありがとう!君のお陰で更に奥へ進む力を貰った気がするよ!
…はい。とんだ茶番劇にお付き合い頂きありがとうございます(笑)
(写真だと明るく写ってしまうので、動画撮影が殆どでした。なので良い写真はありません。ご了承下さい)
第7チェックポイントの『苔むす森』を暫く進んでいると第8チェックポイントの『辻峠』へ到着。
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さあ、いよいよここからが最後の正念場にして最終チェックポイント『太鼓岩』です。
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注意書きを読むと気が引き締まります。
よし!と気合いを入れ直し進んで行きます。
明らかに今までの道とは違う勾配にためらいながらも息を整え登っていきます。
登れば登るほど傾斜がキツくなっていき呼吸が次第に乱れていくのを感じます。
それもそのはず、太鼓岩の標高は1000㍍に対しスタート地点の白谷広場は600㍍、思えばよく登ってきたもんだ…なんて実際に登っている時はそんな余裕はなく、ひたすら登り続けます。(でも悪路が逆に楽しかった)
そして登り続ける事およそ10分…
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来た!ワシは遂にここまで来たぞ!と千○の大悟張りのテンションでボルテージは最高潮へ(笑)
そして…
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登頂!!!!!!!やったぁ!!
ホントに嬉しい!
めちゃくちゃ疲れたけど達成感が半端ない!
あいにく天候がすぐれず、景色を楽しむ事は出来なかったけど、それ以上に登り切ったという事実が何より嬉しい!!
ホントに来て良かった!感動した!

さて、達成感を噛みしめ一休憩したので今度は下山していきます。
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途中飛ばしていたチェックポイントの『二代くぐり杉』や『辻の岩屋』などを見て無事下山。
時刻は11時30分、下りは40分程でした。

と、ここでブログを一区切りしても良いけど短いのでもう少し書いていきます。

午前中の目的は終えたので行きたかったお店へ。
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カフェと和食の『やまがら屋』さん、ここはまだ新しく出来たお店らしく、旅行の前から楽しみにしていた場所です。
…がなんとこの日は貸し切り…残念(>_<)

やむを得ず、第2志望のランチへ移動(笑)
その道中、西郷隆盛上陸の地という場所へ。
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ここは一湊という観光地でここから見える海がとてもキレイでシーズンだと砂浜に沢山の観光客で賑わうそうです。
オフシーズンなので海の景観一人占めでした(笑)
ここから少し先の『いなか浜』という海岸も有名なのですが、個人的に一湊の景色の方が好みでした。
(写真はありません、また動画を撮ってました)

お腹の虫が鳴き出したので移動を続けます。
一湊から車で走ること15分
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カフェ『Sea&Sun』さん
写真はドライカレーとセットのサラダですね~♪
海が見えるテラス席で食べるカレーは2割増しで美味しく感じました。写真には写ってないですが、ラッシーが濃厚でボリュームもあったのでお腹パンパンでした。
帰りにお土産でみかんも頂きました。
お母さん、どうもありがとう!

そしてここから『西部林道』を目指すのですが、この場所が自分が思い描いていた以上に最高の景色を見せてくれました!
この続きは『其の肆』で書いていきます。

ここまで読んで頂きありがとうございました。