壱岐島ちゃり旅 ( 前編 )
お久しぶりです、まーぼです(^^)
長いことご無沙汰でしたがブログを更新していこうと思うので読んで頂けると嬉しいです。
さて、今回は先日『壱岐対馬』の壱岐島へ旅行に行った記事を書いていきます。
記事を書く前に壱岐島についてどういった島なのかざっくり紹介しましょう。
壱岐島は九州の玄界灘に浮かぶ長崎県の離島で人口は約2万8000人、南北17㎞東西14㎞の島で面積は138.6K㎡になります。
福岡からフェリーで2時間、長崎から飛行機で30分で到着します。「郷ノ浦」、「勝本」、「芦辺」、「石田」の4つの町と5つの港があり、周囲には有人、無人の離島が23存在します。有名なところでウニ等の海産物、壱岐牛、鶏のひきおとし鍋、といったグルメをはじめ自然豊かな絶景の宝庫とも呼ばれているそうです。
Gotoトラベルキャンペーンで旅行客が徐々に増えていたので行くか迷ったけど、このタイミングを逃すと年末は機会を失いそうだったので不安はあるものの感染対策を万全にして行く事にしました😷
今回は福岡からフェリーで壱岐島へ⛴️
高速ジェットで行く手段もありますが予約がちょっと面倒だし、急ぐ旅でもないので通常のフェリーを選択。
『フェリーきずな』
到着までしばらく時間がかかるので甲板後方で景色を楽しむ…。
ゴゴゴゴゴゴ…(船のエンジン音)
ヒュゴーーーーバタバタバタ…(風と波の音)
最初は陽射しもあってポカポカ気持ち良かったけど、流石に11月の甲板は寒い(笑)
たまらず船内へ戻るが座るスペースは既に無く再び甲板へ出る(泣笑)
船のサイド側なら風は凌げるので体育座りで身を縮こまらせて到着までやり過ごす事に…。
船は巡航速度に到達しており安定はしているものの揺れがかなり大きく、船内を歩いている間に船酔いを起こしていた(凹)
船旅の熟練者たちは通路にゴザを敷いて雑魚寝をしている!(ゴザは船内で無料貸し出しされているので、船酔いしない為の最善手なんだと直感しました。)
長崎に来るのは2年ぶりなのですが、離島なので長崎に来た!・という感じは全くない(笑)
壱岐島初上陸の記念写真『パシャリ!』🚲
本当はレンタカーを借りて島を悠々と回る予定だったのですが、任意の日数借りることが出来なかったので『ちゃり旅』にすることにしました。
自転車で旅をするのも悪くはないな・と思っていたし、自転車ならではの旅の楽しみ方もあるので存分に楽しもう!
レンタル自転車を2泊3日で借りて、現在地である郷ノ浦から時計回りで島を一周する旅です。
今日の予定はこんな感じです。
①鬼の足跡
②猿岩
③湯ノ本温泉
④宿屋『ゲストハウスLAMP』チェックイン
間に昼ご飯の時間を考慮してこんな感じで行けたらいいなぁ~と思います!
現在の時刻は13時ちょっと前、それでは最初の目的地『鬼の足跡』を目指してライドスタート~🏁(^^ゞ
自転車に乗る事が久しぶりなので漕ぐのが楽しい!
それに電動アシスト付きだからスイスイ進むし、平地やちょっとした登り坂なら体力を温存できる。
テンポ良く進んで行くと牧神社へ。
壱岐島は数多くの神社があるそうですが、神社庁登録神社数が150もあるそうです。
ギネスブックの登録申請もしたことがあるとか…
更に進む事5分…。
壱岐対馬国定公園 牧崎園地という場所に到着。
その柵を越えていくと…
辺り一面に続く野原に水平線の遥か先まで続く海!
最高の景色だ!👀📷✨
そして最初のチェックポイント『鬼の足跡』。
鬼の足跡とはよく言ったもので、入り江に波が流れることで大きな足跡を形作りその様子が分かるようになっている ( …はず多分。)
その他にもカエル石 (1枚目) や微笑むゴリラ (2枚目) など
やや強引ではあるものの見る人によってはそう見えなくはない自然の作り成す芸術を堪能できます。
(ちょいディスり)
歩いてたらお腹空いてきたのでそろそろご飯にしよう😋
来た道を引き返し、進んでいると少しだけ気になっていた『アコウの木』というスポットがあったので立ち寄る事に。
急な下り坂を降りていくと小さな波止場に行き着く。
県指定の天然記念物でもあり、南方系のクワ科の樹木で、壱岐渡良のアコウは日本最北端に位置するみたいです。
大きな幹を見ると強い生命力を感じますね~
小鳥のさえずりに癒され、波も穏やかでとても落ちつく場所だ…🐦
癒しスポットで心を満たしたので今度は胃袋を満たしたい!(笑)
近くのお店を検索すると定食屋とうどん屋が近くにあったので、気分的にうどんが食べたかったのでうどん屋へGo!🚴♂️
手打ちうどんの『いきうどん』さん。
注文したのは、かき揚げうどん500円!
うどんとかき揚げが別々に出てくるパターンの奴。
うどんは細めんの手延べうどんだ!
噛み応えがありコシ効いていて、更にスープをしっかり吸った味わいのある麺だ!
スープもさっぱりし過ぎず絶妙の味で、弱った体の隅々まで体内を駆け巡る!
そしてかき揚げも大きめのサイズで少しずつ箸で割りながらスープに浸けて味わう。
噛むとかき揚げに含まれているワカメが触感に新たなアクセントを生み未体験のゾーンへと誘う。
こんな小さな街の素朴なお店で食の新境地を開拓することになるとは、自分の食世界の狭さが浮彫りになったと同時にうどんの奥深さと感謝の念が「ごちそうさまでした」の一言にすべて集約されていました。
『いきうどん』さん本当に美味しかったです!🙏
(写真撮り忘れました)
さて、お腹も満たされたので次の目的地へ移動していきましょう。
のどかな景色が続いていく。
が…かなり体力を消耗するくらいのキツイ勾配だ!
電動アシストが付いていてもなかなか漕いでも前に進んでくれない(汗)
ここまでトータルで20㎞以上は漕いでるが公道を走っているので車にも注意を払って走行しなければならない。
交通量は多くはないが、車が横を通ると少し肝を冷やす。
電動自転車も常に電源を入れているとバッテリーを消費するので入/切を上手く使ってコスパを維持する!
そんな道を登っているとようやく…
着いた!
遠目から見ても猿岩の大きさが分かる!
これを見るために登って来た価値は充分ある!
本音を言えば朝焼けや夕焼けで見るともっと雰囲気のある景観になるんだろうなぁ~
オマケ、猿岩の裏側です(笑)
この裏側は歩いて入ることができて何気に絶景が広がっているのでオススメです。
その他にも『黒崎砲台跡』や『謎の空洞』をさらっと観光して今日の撮れ高は🆗(笑)!
時刻は16時過ぎて日没まで時間がないので温泉街まで自転車を漕いでいきます!
基本的に帰り道は下りなのでサクサク進んであっという間に勝本町の温泉地『湯ノ本温泉街』へ到着。
数多くの温泉地が集まっているこの場所は何処からともなく温泉の匂いが立ち込めている ( …はず記憶が曖昧 )
さっそくお目当ての日帰り温泉宿屋へ。
受付で温泉の入浴料を支払いしようとすると、返ってきた答えに愕然とする。
「大変申し訳ないのですが時間外で本日の営業は終了しました」
ガーン!!!😱終~了~😱
そこまで調べてなかった自分が悪いけど、受付終了時間早くないですか…?😨
と・ここで時間を潰しても仕方ないので先に進みます。
今日の最終目的地の宿まで7㎞あるので出来れば日没までに到着したい!
美しい景色だ…芸術的な夕日に遭遇できて自転車漕いで良かったと改めて思う。
坂道にも大分慣れてきたし、残りのバッテリーも気にしなくていいので電動アシストをフルパワーにして登り進めて行く!
スタミナが十分残っているスタート時と違って体力も残り僅かだが、何とか峠を越えて下り坂を降りていくと街明かりが見えてきた!
この瞬間はやはり気持ちがいい!
雰囲気ある街並みがどこか懐かしくも感じる。
そして今回の旅の拠点に無事到着。
ゲストハウスLAMPでチェックインを済ませて近くの銭湯へ行き、夕食を食べてこの日は泥の様に就寝💤
こうして1日目を無事に終えました。
後編へ続く ~next−day~
ここまで読んで頂きありがとうございました!