まーぼ、ブログ始めたってよ。

自分の趣味や旅先の記録などを日記帳形式で紹介していきます。拙い文章で誤字、脱字など見苦しいかも知れませんが気軽に覗いて下さいね。ブログ開設したての初心者なのでのんびりマイペースに更新出来ればと思っています。

壱岐島ちゃり旅 ( 後編 )

「ピーーー!」

( -_・)…ん、、?

「ホコリを確認しました。空気をキレイにしますね。」

(*´σー`)…ふふふ、、、。

どうやら『ゲストハウスLAMP壱岐』さんの朝は空気清浄機が部屋の空気をキレイにすることで1日がスタートするみたいです。
コロナ時代の必需品ですな。
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さて、前回は宿に到着した所で終わっていたので2日目、3日目の様子を記事にしていこうと思います。
よろしければ最後までお付き合いお願いしますm(__)m


今日の天気は1日雨模様なので自転車で長距離移動する事が難しそうです。

電動付き自転車の為、雨の日は乗らない事を条件で貸し出されているので、予定していたコースではなく近場を走るコースに変更。

その前に現金の持ち合わせが少ないので近くのゆうちょ銀行へ。
ATMが開くまで少し時間があるので漁港の景色を眺めて待っていると一台の普通車が駐車場へ停車。
するともう一台やって来た車が続けて停車しようとしている。
郵便局も数多く在るわけではないので島民の方も朝早くから来られるのかなσ(^-^)

…なんて思いながら見てると後から来た軽自動車の様子が少しおかしい…。

窓の外に顔を出して後方確認している。
その位置には自分の自転車が停めてあるので気にして見てると、ゆっくりバックしているが明らかに自転車に気付かず下がり続けていたので『おばちゃんストップ!!』と思わず声を出す。

既の所で自転車はセーフ……と言いたい所だが
『ゴリッ!』と鈍い音が聞こえたので外観をチェックする。目立ったキズは見られなかったのでセーフにしておこう!(笑)
( 返却の際は少しヒヤヒヤしました ) (^^;


朝から肝を冷やしたましたが気を取り直して旅を続けましょう。
今日はイルカショーが観れる場所を目指して軽めの観光です。

正午までに戻れば雨も降らないと雨雲レーダーで確認したけど念のためバッテリーは積まず人力のみで走行していく🚴‍♂️


平坦な道のりを進んでいると海岸沿いの道に出てきた。
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いい景色だ!
この場所は壱岐市勝本町東触。
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崖地に見えるのは県指定の天然記念物である
『勝本ハイビャクシン群落』

数多くの海浜植物が自生しているため学術上とても貴重な場所だそうです。
その分布の多くは朝鮮半島南部の数ヶ所と対馬に2ヶ所、壱岐島の離島数ヶ所、県外では福岡、佐賀に1ヶ所づつに生育するだけで全分布のほとんどは長崎県内にあることになります。
風当たりが強く他の植物が生じにくい崖地に一面広がって群落をなしていて、幹は地面を這い全長10m以上に達することもあるそうです。

そんな貴重な景観を眺めながら自転車を漕いでいるとゴツゴツした岩壁が見えてきた! ( 既に見えてたけど… )
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『コーゴ岬』と呼ぶらしい。

剥き出しの岩壁に雨や潮風で浸食し形成された自然の絶景に圧倒される。


そうこうしてる間に壱岐イルカパークに到着。
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パーク内の入館料は500円で一度購入したら1日出入りが自由なのでイルカ好きな人やファミリー層には便利なシステムになっています。

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内装もオシャレなインテリアが並べられてイルカ関連の品で統一されてます。

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外に出てみるとショーの準備が出来た様なので30分位のプログラムを観賞することに。

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やはりイルカは愛嬌があって癒される…(´-`*)


訓練されていることは折り込み済みでも、人を楽しませる事をまるで理解しているかのように行動するその仕草は観る者を虜にしますね。

さて…イルカと戯れたし心を満たしたので今度は胃袋を満たしたい!( 2回目 )


今日のお昼は宿の近くにある洋食レストランの
モカジャバカフェ』さんだ!
旅行前から楽しみにしていただけに期待値は自然と高まる。
お昼の時間帯はお店の外まで並んで待ちが発生する人気店だ!
注文品は既に決めてある。壱岐牛100%バーガーとフィッシュバーガーを胃袋に奉納する算段だ!

10分程待って先頭のお客さんが呼ばれる。
…しかし、ココで凡ミスに気付く!
名簿に名前を書き忘れる致命的ミスだ!(笑)

時間をロスしたが今日は予定もないし、街ぶらするくらいしかやる事がないのでおかまいなしだ。
時間は捨てるほどある!( 急に下品 )

自分の順番になって店内へ案内されると古い建築を活かしたワンフロアぶち抜きの広々とした内装がお出迎えしてくれる。
とても解放感があり、座敷とテーブル席で店内は賑わっている。

オーダーを聞かれ注文するとフィッシュバーガーは現在はやってないらしく他の品を頼もうかと思ったけど、店員さん曰く壱岐牛バーガー1品で十分食べ応えがあるそうだったので単品を注文。


しばらくして注文の品が運ばれて来た。
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見た目は『クタッ』とへこたれてる写真ですが味は言わずもがな、一口食べると牛肉の旨みがダイレクトに伝わってきて幸福感に浸る…( ´~`)モグモグ
供え付けのポテトもサクサク食感で安定の味。

後で気づいたけど炭酸系の飲料を頼むべきだったかな。
やっぱりハンバーガーとポテトにはガツンと刺激のあるコーラが欲しくなる!
ハンバーガー➡️ポテト➡️コーラ↩️のローテーションを成立させたかった… (^^;

モカジャバカフェさんとても美味しいハンバーガーご馳走さまでした🙏


雨が少し降り始めてきたので宿に隣接している共同スペースで無料カフェタイム☕
 
タイミングよく他の宿泊客と店主さんが席を外してくれたので店内を撮影させて頂く。

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ゲストハウスLAMP壱岐さんは1900年代初期の木造建築三階建ての旧旅館を改装して2018年にオープンした旅館です。
宿の一階はドミトリールームになっていて大人数の団体客から1人で気軽に泊まれる仕様になっているので、今回自分も宿泊させてもらった理由の一つです。

午後から天気が持ち直すことはなかったのでこの日は街を散策せず、宿でのんびり過ごして最終日の行動を見直しして就寝。。。

因みに晩ご飯もモカジャバカフェさんに行きました(^^;
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3日目はようやく青空が見える天気になってくれました\(^-^)/ヤッホイ!
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今日は昨日行動出来なかった分スケジュールを詰め込んでるので、やや駆け足気味で観光していこうと思います。

まずは今回の目的の一つでもある『辰の島』に遊覧船で観光します。

辰の島は壱岐島の最北端にある離島でエメラルドグリーンの海が広がる無人島です。
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『エメラルド壱岐号』🛥️

龍のマークがgood!イカすぜ船長👍✨

Gotoトラベルキャンペーンの加盟店なので通常は遊覧船での料金は1500円ですが1000円分の地域クーポンがあるので有り難く使わせてもらう💰

乗船していざ辰の島へ出発!


音声ガイド付きなので移動中に辰の島の情報を聞いていると到着までの10分( 15分だったかな… )があっという間に感じます。


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写真は辰の島海水浴場、夏場はここで遊んだら最高に気持ち良いだろうなぁ~。

船は辰の島の沿岸部を遊覧していくと徐々に海の色が緑色に変わっていきます。
すると見えてきたのは…



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エメラルドグリーンが眩しい!
時間帯が早いのでもう少し太陽が昇ればグリーンが際立ってキラキラするんだろうな~


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観光客の後頭部を大量に撮る観光客(笑)

写真に写っているのは『海の宮殿』と呼ばれている場所で大小の空洞が幾つもあって岩が支柱の様に見える事からきているそうです。
何千何万年の歳月をかけて生まれた絶景ですね。


この日は波が荒れていたので内海を巡るルートのみでしたが、本来なら『マンモス岩』や『蛇ケ谷』と呼ばれるスポット等を見れるので機会があればまた訪れたい場所です。


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島探索組と遊覧のみ乗客はここで別れて本島に戻ります。
バイバイ辰の島…またいつか🙋


島に戻って時刻は9時30分。
次の目的地に向かいましょう。

国道382号線を南に進んで古墳ロード( 勝手に命名 )を突き進みます。

アップダウンの山道を30分程進むと最初に現れたのは…

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『 掛木古墳 』
なんか丸っとしてて可愛い…(’-’*)
いや、これはKawaii ( カワイイ )だ!
世界共通言語が相応しい(笑)

※2枚目の写真は古墳内部のモノです。


続いて2つ目の古墳を目指します。
10分程進むと現れたのは…

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県内最大の前方後円墳『 双六古墳 』
なんか丸っとしてて可愛い…(’-’*)♪
…古墳を見てもこれくらいしか思う事がない!(笑)

どんどん行きましょう!🚴‍♂️

県道174号線を東に進んで10分程度続いての古墳は…

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『 鬼の窟 』( オニのいわや )と読みます。

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古墳自体は非常にコンパクトなもので中には入れず一見しただけでは古墳なのかどうか分かりずらかったです。

以上、壱岐古墳群レポートでした🙌

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もう十分過ぎるほどよか旅になってますよ👍✨

県道174号線を更に東に進むと172号線へ進路を移し道なりに進んで行きます。次に現れたのは…

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『 月読神社 』

壱岐島は数多くの神社が在ることはブログの前編でも書いてますが、ここ月読神社は神道発祥の地としても有名で京都にある月読神社の元宮とされているそうです。
せっかく壱岐島に来たので一つくらい神社を参拝したかったのでルート的にこの場所へ。
( なかなか急な階段で体力を削られました…(^^;


神社を参拝して心を清めたので自転車旅を続けます。

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のどかな景色を横目に進んで行く。
地元に居る錯覚を味わう…( 山口県 )

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トンネルを続けざまに進み次の目的地へ。

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『小島神社』へ到着。
この日はタイミング良く干潮時刻だったので参道が姿を現してくれてました。
さっき御利益を得たばかりだけど、せっかくなので再び御利益を得よう!(笑)

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……!?

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ひょっこりはん

自分が必死に写真撮ってたので鳥居の影に隠れてくれていたお茶目なお母さん。
気を使ってくれてありがとうございますm(__)m

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小島神社の周囲をくるっと回ると鳥居の反対側に再び鳥居。
※ 砂利道で足場が悪いので歩きやすい靴がオススメです。
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指が写り込む(笑)

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階段を上ると…

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本殿到着。
軽めに参拝して撤退(笑)

時刻は11時30分を過ぎた辺り。
お腹もそれほど空いてないのでこのまま観光を続けて行きましょう。

次の目的地は『 左京鼻 』と呼ばれる観光スポットです。

およそ3.8㎞の道のりを東へ進んで行きます。

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道中にある青島大橋。

橋の曲線美がキレイだ。橋造りに携わった職人さん達の高度な技術に感銘を受けます。
自然物も良いけど人の手によって築かれた古墳や神社の社、時代は違っても後世へ脈々と受け継がれた技術は進化を遂げて今日まで多くの人の目に触れてきました。
その歴史の一端に触れることが出来るのはもしかしたらとても幸せな事なのかも知れませんね。

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ぐんぐん自転車を漕いで勧めていくと見晴らしのいい道路が現れた。
潮風が気持ちいい!左京鼻は近いぞ!

そしてパーキングエリアで自転車を置いて海の方へ足を運ぶと…


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『 左京鼻 』に到着。
左京鼻がどうとかよりもこの辺り一帯に心地よい風が吹いて最高の解放感だ!

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ここにも鳥居…
さすがに鳥居はもういいかな・と思ったけど朱色の鳥居は海と空の青に映えて絵になります(^^) 

景色を堪能してると何処からともなく奇妙奇天烈な音が聞こえてくる。
『ビヨ、ビヨ~ン、
ビヨヨ~~ン、ビヨーンビヨヨ~ン』

な・なんだ!このふざけた音は!?

ペナル○ィのワッ○ーが持ちネタやってスベっているのか!?(笑)
( ※ 分かる人だけご理解下さいm(__)m )

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辺りを見渡すと人だかりか出来ている。
どうやら地元の方が凧を揚げてる様だ。

毎年ゴールデンウィークの時期になるとこの左京鼻で『鬼凧』と呼ばれる壱岐島の伝統工芸品を揚げているらしい。
今回は時期ではないけどたまたまその場面に遭遇できて運が良かったです。
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凧は竹と和紙で作られていて鬼と武者の格闘の様子を描いています。
頭部に竹の弓にひもが張ってあり、凧を揚げると風を受けて特徴的な音を発する仕組みです。
家内安全・無病息災、魔除けのお守りとしてお土産品の定番だとか。

現在も若い職人さんが技術を受け継ぎ、芦辺町の工房で一つ一つ手作業で伝統工芸品を作り続けているそうです。


そして旅の最後の観光地へ。

『 原の辻一支国王都復元公園 』

弥生時代の暮らしを再現した広々とした公園です。

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サザエさんのエンディングテーマで出てくる家みたい。
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猫目線はこんな感じかな。
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写真撮りまくって写り込むブログの主。

一通り見ていくと当時の暮らしや営みが理解できますが、より詳しく知りたい方は音声ガイダンスを利用するといいと思います。

さて、自分が行きたかった場所は観光できたので郷ノ浦へ戻りましょう。

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そして郷ノ浦に無事到着。
島一週を記念して写真をパシャリ🤳

自動車だと楽に回れて行きたかった場所ももっと楽しめたかも知れないけど、自転車を使って観光地を巡ることで島を一周する達成感は一入でした。
また機会があれば自転車旅もいいなと思えたし、小さな発見もあって得るものは多かったと思います。

このあとは昼食を済ませて余った時間でゆっくり郷ノ浦を散策して今回の旅は終了です。

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少し長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。

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